【実録】建設業許可申請書の出し方

申請のきっかけ

私が許可を受けようと思った最大のきっかけは、許可要件の一つである財産要件をクリアしたからです。

とは言えこれは、純粋な「貯金額」というわけではなく、その時、新たに契約することができた工事の契約金としてまとまった入金があったからです。
極端な話ですが、許可の書類を提出する、「ある日」の必要な残高証明書の残高さえ規定以上なら良いので、残高証明を取得した翌日に支払いがあって、残高が減ってしまっても、(ゼロでも)よいということになります。

そんな訳で、書類作成など始めたわけですが、件の契約した工事を始める関係上、工事もしなくてはならないし、帰宅後は眠くなったりで、なかなか腰を据えて作業が出来ませんでした。

なお、書類は記入したら、わざと翌日に印刷して見直すようにしていました。
当然に時間は掛かりますが、こうすることでうっかりミスがかなり減りました。
特に住所氏名など、コピー&ペーストをする場合は特に気を使いました。

また、取り寄せなければいけなかったり、自分で取りに行かなければならない書類も多いので、
時間的な余裕は絶対に必要です。

書類が完成したらすぐにでも建設業許可申請書を提出したいところですが、まずは事前に書類を見てもらうようになります。これには結構時間が掛かるので(私の経験では1時間ほど)事前に担当者にアポイントを取ります。

このときに、添付書類で原本確認が必要なものは持って行くこと。
県発行の「建設業許可の手引」の通りに記入してあっても直される箇所もあったり、単純ミスもあったりするので、仕方ない事です。

我々が書類を用意するのも大変ですが、チェックする方も大変なので、書類をわかりやすく分けておく、原本確認など、求められたらすぐ出すなどといったようにそれなりの気遣いをしたいところです。

蛇足ながら、私の担当は穏やかな方で助かりました。

今回は地方事務所という県の出先機関に提出する都合上、担当して下さる方はチェックはするものの、最終チェックは県庁で行うため、その場でOKな事が後日NGになる可能性もあります。

提出日 実際のやりとり

残高証明書について、ジャパンネット銀行発行のものを持参しましたが、担当者がこの銀行を知らなかったので、
「一応受け取っておくけれど、連絡が行くかもしれない」との話があった。
当然ながら正規の銀行なので連絡も無し。

提出後すぐに電話があり、
市町村役場で取得した【固定資産税の納税証明書】では結局ダメで、
改めて法務局で【建物の登記事項証明書】を取得し届けることになる。

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